視聴率トップ云々は別として、今期ドラマの中ではやはり一番の出来ですね。土9はファンを裏切りません。松本人志・中居正広は鬼塚英吉を2つに分けたようなキャラクタ設定で、学園ドラマはもはやGTOの影響抜きには考えられないのを思い知らされました。毎週2人のやりとりには必ずアドリブシーンが含まれていて、本題とは関係ないところで大笑いしてしまいます。中居くんも松本人志のボケに本気で笑っているようです。週替わりでワンシーンしか登場しない中居くんの恋人役を、クレジットを見る前に当てる楽しみもあります。
あまり期待していませんでしたが、なかなか良くできていました。ともかく、ともさかりえがこれだけ可愛く見えたのは初めてのことです。好感度上昇中の上川選手に藤原竜也を加えた脇役も、キャラクタに合っていて好ましいです。加藤茶の台詞がぎこちないとか、宅麻伸は何をやっても島耕作に見えるとか、川越美和が歳取ったとか、いろいろ欠点はあってもいい感じのドラマなのです。
ありさのへや参照
まさに本宮ひろ志「大」暴走中(完)。いや、こうしてみるとパート1はまだまとまりがあったような気がします。高橋克典はデビュー当時からファンだし羽田美智子も好みなのですが、このシリーズ常勤は俳優キャリアにプラスになるとは思えないですね。うーむ(笑)。
いくらジャニーズ好きのわたしでも、滝沢くんが出ているだけでは見る気にはなりません。テーマもストーリー展開も類型的で工夫が見られないので、1時間が長く感じます。この辺は土9を見習って本にも金を掛けてほしいところです。
タイトルは面白そうだったのですが、天気予報士と覆面DJの恋というユニークなはずのテーマがどうにも広がりません。佐藤浩市も深津絵里も好きな俳優なので、ずっと見ていますが盛り上がらないまま50分が終わってしまいます。
サラ金2同様にどうも話が大げさになります。いずれも元々異様な設定のドラマであるゆえ、エスカレートするのはやむを得ないことかもしれません。でもセカセカして何とも落ち着かないのは確かです。
というわけで登場するのが昼ドラ30分勝負です。中でも「あっとほーむ」は見事なまでのラブコメで、週5回1年間の長丁場を生かしたゆったりした展開は、実に心地よいです。その割に出会いから結婚までが駆け足で進むのもアンバランスさが微笑ましいものがあります。
QUIZ、永遠の仔、天使が消えた街、ショカツ、アナザヘヴン〜eclipse〜、はぐれ刑事純情派、29歳の憂うつ・パラダイスサーティー、池袋ウエストゲートパーク、水戸黄門、それぞれの断崖(特に印象なし)new!