金城武が最後に死ぬのは当然として、中山美穂まで共倒れするとは予想外でした。ストーリー展開自体は予想どおりでしたが、美麗の2人を見ているだけで満腹してしまい、あまり気になりませんでした。最後まで仲間由紀恵がおまけの扱いだったのは納得行かないものでしたが、そう露出が多い人でもないので、ファンとしては毎週彼女を見られただけで満足しました。ジョニー吉永はさっさと死んでしまいましたが、宮沢・fayrayの2人は知名度を大幅にアップさせましたね。ラストの仲間由紀恵が2人の子供を抱いているところに涙しつつ、「重いぜ十二つ子は」を想像して大脳の一部が大笑いしていたのは内緒ですよ。
最近では珍しい最初から最後までべたな演出のドラマでした。大阪よみうりテレビの制作だったからでしょうか? 結局、みんないい人になってしまって、千堂あきほが1人悪役を受け持った形ですが、さすがに力不足でクライマックスの盛り上がりに欠けたのが残念でした。原沙知絵はストーリー展開上もう少し洗練された容姿になっていくと予想していましたが、あまり変わらなかった(変われなかった?)のも物足りませんでしたね。ともかく、安達祐実に笑い、露出の少ない濱田万葉を見られるだけでも、十分見る価値がありました。
原作コミックのファンには「氷室の凄味が出ていない」と評判が良くありませんが、月曜8時のジャニーズ主役ドラマにそういうのを求めてはいけません(笑)。デビット伊東、高島政伸、雛形あきこのゲスト人や寺田農、中尾彬、田辺誠一のレギュラー人とのぶつかり合いを楽しむのが正しい見方です。ただ、大原や刈田が棋士の名前のもじりになっているのがわからないと、笑えるところが減ってしまいますね。続編がすぐにも作れそうな終わり方だったので、原作の人気が続けば1年後には「月下の棋士II」が作られるでしょう。それにしても、まともに演技しているのに川島なお見を見たら笑ってしまうのは、お笑い漫画道場出身だからでしょうか。
陣内孝則と篠原ともえがイメージ的に根っからの悪党であるわけもなく、まあ順当な終わり方と言えそうです。榎本加奈子のキャラクタもすっかり土9に定着しましたが、次は違う路線のものを希望します。出演シーンは少なかったものの、大村彩子が三宅健の妹役の出ていたのを見逃すわたしではなかった(笑)。
・・・これはあんまり見ていなかったです。「最近お見合い結婚が流行っているらしい」という情報を元に作ったのはいいが、中身は旧態依然のトレンディドラマに予想どおりの展開では、キャストに金を取られたとしか言いようがないですね。ジュディ・オングvsいしだあゆみの掛け合いと、川原亜矢子の背の高さとキャラクタはおもしろかったものの、それを売りにするドラマではなかったはずです。
これもあまり見ていなかったです。山崎努や辺見えみりが悪役のままで終わるはずはなく、八方丸く収まっての大円上となりました。森公子のキャラクターはけっこう好きなのですが、結局、そのキャラに依存しすぎて脚本の練りが十分でなかったのが、最後まで話が盛り上がらなかった理由でしょう。
これはまだ最終回を迎えていませんが、常盤貴子が死ぬのは確実ですから後はラストをどれだけ盛り上げられるかでしょう。ストーリー展開には特に変わったところはありませんでしたが、名脇役となりそうな水野美紀と、深田恭子のアダルト版小雪が出ていたのがポイント高かったです。小雪は「恋愛結婚の法則」でも不幸を振りまいていて印象深かったです。
恋の神様、金曜日の恋人たちへ、ブランド、平成夫婦茶碗・どケチの花園、イマジン、モナリザの微笑、恋愛中毒(時々見ていましたがやはりコメントなし)00/03/26