羽田美智子はやはり美人だ、という感想しか思い浮かばなかったのは、今どき何がおもしろくて熱血サラリーマンをやるんだと、パート1の頃から不思議に思っていたからでしょうね。ショムニ同様、会社のゴタゴタでしかラストを盛り上げられないのは、発想が貧困さを現しています。それを考えると、「課長島耕作」はずっと良くできていましたね。
これもラストを見漏らしてしまいました。昼ドラを完全チェックするのは難しいです。
上川隆也は格好良すぎるじゃないか、というわけでストーリー展開は予想どおりでしたが、細かい演出の工夫で最後まで飽きずに見ていられました。ともさかりえも「金田一少年の事件簿」のイメージからやっと抜けられて、今後新しい展開が期待できそうです。しかし山口もえは地なのか演技なのか区別が難しかった(笑)。
会社を潰さないとラストが盛り上げられんのかい?と突っ込みたくなる展開でした。自由にやっているように見えるショムニのメンバーも、結局会社組織に縛られているのが何だか悲しいです。取りあえず数字は取れたことでまた続編はやりそうですが、次は誰か死なないといけないのではないかと。
どんなドラマでも最後の3回くらいは盛り上がるもので(笑)。予想どおり、深津絵里は幸せになれない役どころで、佐藤浩市は最後は仕事より愛を選ぶことになります。矢部浩之は最後までコメディリリーフでした。結局、ラストの米倉涼子のどんでん返しが一番印象に残ったのは、これでいいのでしょうか。彼女は7月からのドラマにも出るようです。ちょっとファンになってしまいました。
予告編CMの「超大物ゲスト」のうち1人は予想どおりでしたが、木村拓哉の登場には意表を突かれました。しかし、せっかくだから次クールの主役草なぎ(漢字が出ない)くんを出した方がいいような気がします(SMAPが連続とは、この枠のジャニーズ・ローテーションはどうなったんだ?)。
最終回はえらくマジな展開になりましたが、最後までアドリブ漫才を見せてくれたのが、とても嬉しかったです。いくら名前が一緒でも顔が違えばすぐに別人だとわかるだろうとか、教員免許の有無くらい採用のときに調べるだろうとか、細かい突っ込みを入れつつ、「原案松本人志」(クレジットの最後にちらっと出てくる)に違わない、笑いと真剣さにあふれたドラマであることを再確認しました。例によってパートIIは作られるでしょうが、ショムニやサラ金IIのように話がエスカレートして、良さを失う可能性も高いです。
最終回、始まって30分くらいで眠ってしまい最後まで見られませんでした。あっと驚く結末だったもしれませんから、是非ラストを教えてください。